「沖縄の今と昔をつなぐこと」
「なぎいろ」では、
飲食事業、食品・菓子製造卸販売事業、地域貢献クリエイティブ事業を行っています。
「沖縄の今と昔をつなぐこと」をコンセプトに、南の島の独特な伝統文化の魅力を、
今を生きる皆様に楽しんでいただけるカタチでお伝えしています。
それは、2012年10月首里城を一望する店「首里 東道Dining」開店当初から私たちが大切にしてきたことです。
「沖縄の今と昔をつなぐこと」
「なぎいろ」では、
飲食事業、食品・菓子製造卸販売事業、地域貢献クリエイティブ事業を行っています。
「沖縄の今と昔をつなぐこと」をコンセプトに、南の島の独特な伝統文化の魅力を、
今を生きる皆様に楽しんでいただけるカタチでお伝えしています。
それは、2012年10月首里城を一望する店「首里 東道Dining」開店当初から私たちが大切にしてきたことです。
「首里 東道Dining」は、「シュリトゥンダーダイニング」と読みます。
「首里 東道Dining」は沖縄県那覇市首里にある琉球伝統料理と琉球フュージョン料理※、モダン宮廷料理が楽しめるレストラン。客席数はわずか12席と少ないながらも、店内にある大きな一枚窓からは再建中の首里城を眺めることができます。
※琉球フュージョン料理とは、沖縄食材を使用した万国津梁創作料理のこと。
はじめてのお客さまからは、店名の読み方をよく尋ねられます。シュリヒガシミチ…?沖縄以外の方は、普通そう読むことでしょう。
この東道(トゥンダー)という不思議な名前は、琉球漆器の蓋つきの盆「東道盆(トゥンダーブン、またはトゥンダーボン)」からいただきました。
東道盆とは、かつて琉球王国で宮廷料理を盛りつけるために使われていた高級漆器のこと。「東道(トゥンダー)」とは、中国の春秋時代に記された書物の中にある遠方より来た客をもてなすことを意味する「東道の主」に由来していることから、古来より大切なお客様をおもてなしする時に使われていました。
しかし、こんなに素晴らしい沖縄が世界に誇る伝統工芸品「東道盆」は開店当時名前も忘れ去られそうな存在でした。またお店から徒歩1分には貝摺奉行所(かいずりぶぎょうしょ)という琉球王国の漆器制作の監督役場(現在沖縄芸術大学)があることから、私たちはあえてこの名前を店名にしました。読み方や意味を何度も聞かれる手のかかる店名ですが、そのたびに東道盆の話をできることに私たちは喜びを感じています。
またコンセプトディナーとして、現代の皆様に楽しんでいただけるように宮廷料理をオリジナルアレンジし、この東道盆に盛付けて「モダン宮廷料理」としてご提供することとしました。
お料理を楽しむだけでなく、工芸や食文化なども含め沖縄の伝統文化や歴史を、首里城を眺めながら楽しんでいただきたい、琉球王国や沖縄への興味の扉を開けてもらいたい、“沖縄の今と昔をつなぐ”という想いを「東道Dining」という店名に託しています。
※開店当初は「東道BAR & Dining」でしたが、お酒を飲めない人、小さなお子様も来店したいというご要望を多数受け、2017年より現在の「首里 東道Dining」に変更しました。
沖縄県産の食材は美味しく栄養価も高いため、当店で使用する材料の8割以上は沖縄県内産です。
なぜここまでこだわるのか、それはホールサービスの主人の実家の農園で食べた島野菜の味が忘れられないからです。まじめな義父が土づくりからこだわり、丹精込めて作った島野菜を初めて食べた時のあの感動をお客様にも味わっていただきたい、そう思っています。
燦燦とふりそそぐ太陽のもとで育った生命力ある野菜やフルーツ、碧く澄んだ海で育ったミネラルたっぷりの海産物、温暖な気候ときれいな空気の中で大切に肥育された沖縄県産ブランド豚・牛…「沖縄食材スペシャリスト」資格を持つオーナーシェフ伊波良子が、これらの地元食材を使った料理でおもてなしします。
質の良い食材に恵まれた沖縄だからこそ、ここでしか味わえないお料理があります。
お料理のレパートリーは、琉球料理、モダン宮廷料理、琉球フュージョン料理とさまざま。当店オリジナルの琉球フュージョン料理は、世界各国の味と沖縄の食材を融合させていることから万国津梁料理とも呼んでいます。現在、世界40か国以上の味を季節や食材、そしてお客さまのお好みに合わせてご提供しています。
例えば、ジーマーミ豆腐は、普通冷たいまま醤油味の甘いタレをかけて食べますが、当店では温めて粟国島のマース(塩)とイタリア・リグーリア産のオリーブオイルで調理をして召し上がっていただくなど、オリジナリティを駆使し沖縄県産食材の価値や可能性を広げています。
お酒は県内の全酒造所の泡盛、また20年ものの希少な古酒などを取り揃えています。
また、その美味しさをより体感いただくため、伊勢神宮へ奉納したものと同じ伝統琉球漆器の老舗「角萬漆器」のぐい飲み、琉球ガラスの第一人者である「稲嶺盛吉氏」作のグラスでご提供いたします。
お料理の器につきましては、当店が沖縄の人気作家「眞喜屋修氏」に特注した“やちむんの器”(陶器)に盛りつけてお出しいたします。
加工所「なぎいろ」は、もっとたくさんの人に沖縄の食の魅力をお伝えしていきたいという思いから誕生しました。レストランの店名と、オーナーシェフ 伊波良子のルーツでもある地元食材と無農薬・無添加にこだわった店「和琉食堂 なぎいろ」から名前の一部を取り、「なぎいろ」と名付けました。「なぎいろ」とは、穏やかな海の色という意味の造語です。食を通じて“沖縄の美しい海を眺めている時のように心穏やかな、幸せな気持ちになってほしい”という願いを込めました。
「なぎいろ」では、「首里 東道Dining」のコンセプトやこだわりをそのままに、人気料理の商品化やご家庭で手軽にお楽しみいただける本格的な琉球料理の開発・販売を行っております。ここ首里でしか作りだせない歴史香る味わい、そして琉球料理の美味しさや驚きをご自宅にお届けします。
今後は、沖縄食材を使用した新しい料理やスイーツも開発予定ですので、どうぞご期待ください。
2019年に泡盛や芸能と共に日本遺産に認定された琉球料理。亜熱帯の気候風土が育んだ滋養豊かで個性的な食材と交易でもたらされた多彩な食材や調理法が、沖縄の文化・風習とともに組み合わされ発展し受け継がれてきた伝統料理です。
「命薬(ヌチグスイ)」という医食同源の思想が流れる琉球料理は、長い間沖縄に暮らす人々の健康を支えてきましたが、時代とともにライフスタイルや価値観が多様化し、世界中の魅力的な料理を食べることができる現代では、美味しさも多様化し、その伝統も少しずつ失われつつあります。
しかしどんなに時代が変わろうとも、食は身体に良く美味しいものでなければなりません。 伝統にこだわりながら伝統にこだわらない。その時代その時代が求める「美味しい!」に応えるため、食べ方や食材などお客様に喜ばれる革新を続け、琉球料理の美味しさを受け継ぎ、追求していきたいと考えています。
かつて味噌や醤油が貴重な時代だった伝統料理は、私たちが日常食べ慣れている現代の料理に比べると味付けがシンプルです。つまり素材の味、下ごしらえ、調理の仕方がそのまま美味しさを左右する繊細な料理なのです。
私たちが沖縄県産を中心にした食材と沖縄伝統の調理法でつくる「土産土法」にこだわるのは美味しさを求めた結果です。厳選した食材を使用し、さらに日々異なる食材の味や特徴を考慮しながら、丁寧に丁寧に、一つ一つの工程すべてに愛情を注ぎます。
時間に追われ忙しい時代、こうした手間のかかる料理をご家庭で作るのはなかなか難しいものです。作りたくても時間がない、食べたくてもちゃんとした作り方がわからない、そうした皆様に代わって、私たちが丹精込めて作り上げます。
まるで沖縄にいるかのように本格的な美味しい琉球料理を、ご家庭で手軽にどうぞお召し上がりください。
「首里 東道Dining」は首里城からわずか150メートルの首里当蔵町にあります。この辺り一帯は王都として琉球王国の政治・経済・文化・芸能を支えてきた諸座諸蔵(役所)が数多くありました。
王朝より泡盛の製造を許可された地域・首里三箇の蔵元、元王家御用達の味噌醤油店や琉球菓子など、古都首里には職人が生み出した高い技術と伝統の味が息づいています。
琉球料理は宮廷料理が源流です。私たちはこの琉球料理を首里で作り、首里からお届けすることに深い意義と責任を感じています。
加工所には名勝・龍潭からほど近く、レストランと同様に首里城を間近に望む首里大中町という地を選びました。赤瓦の街並み、湧き水の音、気品のある空気、全てを美味しさとともに余すことなく込めて、「なぎいろ」から、首里でしか生み出せない深い味わいをお届けいたします。
私たちがお届けする商品のひとつひとつに込めた思い、それはまるでお店でお召し上がりいただいているかのように、首里や沖縄の風景を感じていただくこと、そして安心安全な食品「命薬(ヌチグスイ)」をお届けすることです。
加工食品は流通コストを考えると、常温が望ましいと考えられていますので、私たちも当初長期常温保存可能なレトルトパックでの試作を行いました。しかし何十回も試作を繰り返しましたが、私たちが納得する味にはなりませんでした。加工品のプロといわれる方の協力を得てもそれはかないませんでした。
素材の味、調理の仕方がそのまま美味しさを左右する繊細な琉球料理にはこの製造方法は合わないという結論に至りました。また長期保存を可能にする保存料や化学調味料等の食品添加物の使用も、 “命薬”を作り、届けたいという私たちのポリシーにも反します。
そして試行錯誤を繰り返しながらやっとたどり着いた答えは、急速冷凍真空パックでした。長期保存ができ、簡単調理でお店と変わらない美味しさを味わえる現時点で唯一の方法です。
かつて中国から派遣された冊封使をおもてなしする宴のために、琉球王国は国をあげて料理や芸能に力を注いできました。
「守礼の邦=礼を重んじる国」としてお客様をおもてなしする心を、私たちはもっとも大切にしています。お客様に感動と癒し、元気を与えてくれる首里城の美しい景色とともに食材や料理、酒、そして会話を通して沖縄感溢れるひとときをお過ごしいただく。私たちがお届けする商品のひとつひとつに込めた思い。それは、まるでお店でお召し上がりいただいているかのように、首里や沖縄の風景を感じていただくこと。
お過ごしいただいている幸せの時間をお届けする商品でも感じていただきたいと思っています。お手元に届いた小さな包みを開けた瞬間から私たちのおもてなしが始まります。
お口にふくんだほんのひとときが、ぽっと幸せな沖縄の旅になりますように。
沖私たちは食を通して「沖縄の今と昔をつなぐこと」を行ってきました。
その歩みの中で、首里城復興のための首里城下町をつなぐ活動「Together首里プロジェクト」の立ち上げ、県内小中学校での沖縄食材と琉球料理のお話しボランティアなど、沖縄の食文化や伝統文化の保存・育成活動及び地域活性化にも取り組んでおります。
地方自治体・地元企業の特産品・地産品の販売促進イベントの企画・運営を中心に、コンサルティング及びサポート、クリエイティブ制作等も行っております。
私たちは飲食業者であり、製造業者です。
だからこそわかる、だからこそできることがあります。
沖縄のために、みんなが幸せになれるように、これからもたくさんの思いを「つなぐ」お手伝いをしてまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
例えば…
◎地元で獲れた農産物を販売する方法は?
◎マーケット(市場)が求めている商材=売れる商品開発は?
◎販売先の開拓はどうすれば良い?
◎広告、プレスなどへのプロモーションはどうすればいいの?
◎パッケージ、ラッピングのデザイン、CI、ロゴは?
…など、さまざまな問題に対し当社独自のアプローチにより、問題解決に取り組んでまいります。まずは、お気軽にご相談ください。(ご相談いただいた内容は秘密厳守)
1966年生まれ。
東京の大学を卒業後、大手ゼネコンへ入社。広報部にて社内報、企業PR紙の企画編集、社内CATV番組の企画・制作・編集に携わる。その後、名古屋に拠点を移し独立。電通、大広をはじめとする大手広告代理店と取引を行い、大手メーカーの商品企画提案から広告戦略、ブランディング戦略を手掛け、多数の賞を得る。某広告代理店よりヘッドハンティングを受け転職。クリエイティブディレクター、プロジェクトリーダーとして、数々の大型案件を手掛ける。
結婚と共に夫の故郷、沖縄県へ移住。「和琉食堂なぎいろ」を那覇市に開店。沖縄県地産地消コーディネーター、那覇商工会議所「起業塾」講師を経て、現在、琉球料理・宮廷料理「首里 東道Dining」を運営し、自らオーナーシェフを務めている。
一般社団法人琉球料理保存協会正会員
沖縄県経営革新計画承認事業所
〒903-0823 沖縄県那覇市首里大中町1-32-6
TEL:098-975-7832/10:00〜17:00(土日祝日除く)
E-Mail:info@nagiiro.com